古河林業からアンケートが届いたので、改めてマイホーム建築を振り返りつつ、トラブルの分析をしてみます。
- 伝言ゲームによる情報劣化
- 情報インフラの不備
- e-mailでやり取りをしましたが、営業は外回りが多いせいか、必ずしもタイムリーなやり取りができたわけではありません
- こちらからの指摘も、監督から現場に封書で郵送したり。
- そのため、施工に間に合いそうもなかったり、間に合わなかったり。
- ケータイでも何でも、タイムリーに現場と連絡をとりあってもらいたいと思いました。
- それと、HMによっては3D CADで間取りを表示しますが、古河林業は白黒の線図でしたので、感覚を掴みきれませんでした。
- 施主自ら、3D CADでパースを描きましたが、これってHMの仕事では?
- また、ブログを書いていることを示唆しましたが、はたして見ていたのかどうか。
- 標準設計図と標準契約
- 標準の設計図では、スイッチの配置や、カーテンレールの位置、外構等々が記載されません。
- 標準設計図の外枠で設計詳細を伝えようとするも、標準契約外、保証外とか。
- 標準契約では施主が自由に現場に立ち入ることも許されず、隠蔽体質かと不信感が募ります。
- 結局、躯体屋ということなのでしょう。それ以外のことは後に回して、とにかく契約ということから、着工後にトラブルが発生しました。
- 現場監督不足
- 優れた構造躯体なのに割安のためでしょうか?
圧倒的に現場監督の人材不足のようです。 - 現場で何か不備があっても、第一発見者は軒並み施主。
- だから現場が緩んでいるような気も...
- ちゃんと監督されていないという不信感も手伝って、ちょっと間違いが目に付きました。
- 優れた構造躯体なのに割安のためでしょうか?
- 施主とHMの感覚の違い
- 木工事の醍醐味でしょう。現場で詳細設計、現場で採寸、施工。多少ミスしても、粘りがある太い木の柱はびくともしない。
- おそらく、上記が職人、監督、営業の感覚だと思います。
- 窓枠を付け間違えたり、外壁の構造用合板に間違って穴を開けたり、柱に間違って穴を開けたり)...
- 安い工賃で働いているんだから、細かいことを言われても...なんて意見も聞かれました。
- でも、施主からすれば数千万の買い物なのでやきもきします。
- 施主とHMの感覚の違いから、大したミスでないものも、大きなミスに感じられました。
- この当たりの施主の感覚を、もう少し汲み取っていただければ、と思います。
- 現場のスキル
- 現場のスキルにも問題があるようでした。
- コンクリートの沈降ひび割れを凍結ひび割れと言ったり。
- 北側斜線制限を施主が指摘して訂正するのもナシね。
- 窓枠を取り付け間違えたり。
- 職人は千差万別かもしれませんが、それを取捨選択したり、監督したりするのがHMのHMたる所以では?
- やはり、最後は誠実さ
- やはり、最後は誠実さが大事だと思います。
- 言い訳をしたり、不正確な情報を伝えたり、現場のせいにしたり、取り繕ったり...
- そういった不信感が、どうしても評価を下げる結果になりました。
だいたい、こんなところでしょうか。
色々言いたいことを言いましたが、決して満足度が低いわけではありません。
その辺り、次のエントリにて。