2011/03/09

マイホーム日記:基礎工事7 間一髪で立ち上げ設計修正

今日は基礎立ち上げの設計修正の話です。
基礎立ち上げのコンクリート打設が行われましたが、その様子は改めて。

前にも書いた通り、我が家の基礎で若干特殊なのはカースペースとの隣接部分。
青の部分がGL+300の玄関ポーチ(今はスラブと同じレベルで後日雑コンで嵩上げ)、赤の部分がポーチから220mm下がったGL+80の階段です。(ちなみにGLは+550の位置)

深基礎範囲と書いてある水色のラインマーカーが基礎外周部分で、そのうち濃い赤で囲んだ部分にGL+80の階段が乗ります。
スラブ面がGL+60、階段がGL+80ということはその差は20mmなので仕上げを考慮すれば基礎の立ち上げは無理だし、構造的にも不要なはずです。

さて、
上の写真は緑線で囲んだ柱の基礎部分。
上に構造物が乗るのでGL+400(スラブ天面+340)で立ち上げます。
φ(゚Д゚ )フムフム…
そして、この写真はそのすぐ右、赤の階段が載る部分です。

って、あれっ、何故に鉄筋が?  (・・?
柱基礎を抑える堰板も190mm浮かしてある...
同じく右端の堰板も190mm浮いていますね。
しかも、ご丁寧にコンクリートレベルの目印の磁石まで取り付けてあって、しっかり基礎を立ち上げるつもりじゃないですか。
ガ━━(;゚Д゚)━━ン!!

なんと、今日(3/8)は朝から立ち上げコンクリート打設の日。
とにかく出社途中に現場に立ち寄ると既にミキサー車が!
アタヽ(д`ヽ彡ノ´д)ノフタ 

コンクリを打たれてしまったら最後、あとから切るしか有りません。
切ったところで柱基礎から水平鉄筋の切断面が被り厚0mmで顔を覗かせてしまうじゃないですか...

とりあえず居合わせた現場監督に問題点を指摘して、不安にかられながらも会社へ。


その後、帰宅時に立ち寄ってみたところ、どうやら水平配筋を切断して、堰板をスラブ天面まで下げて打設してもらえたようです。

それにしても、間一髪。
施主が設計図を要求して、それを細部まで理解して、施工途中で几帳面にメジャーで測って、通勤時間を惜しんで現場で指摘しなければ正しく施工されないのでしょうか。
 (゜へ゜)ウーン…


3/14追記

こちらからの申し出で前々日の日曜日に行われた設計図面承認後の臨時の打ち合わせにて指摘したこと(間違っている可能性)は現場に伝わっていたようです。
打ち合わせ後、「図面通りGL+60で設定している」とのメール連絡は受けたのですが、それは当初からのこと。
「図面と異なったので修正します」とは聞いていなかったので、「図面はGL+60なので大丈夫と信じたい」のか、「図面と同じGL+60に修正するよう現場に伝えているところ」なのか、「図面と同じGL+60への修正を現場に伝えた」のか分かりませんでした。
なので、現場が図面通りGL+60になっていないことを知ってしまった側としてはやきもきしました。
コミュニケーションって重要ですね。
それ以前に、設計、チェックを宜しくお願いしますよ。
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