2009/02/27

FollowerとFriend Connectが統合!? (続報)

BloggerのFollower機能にGoogle Friend Connectが統合のコメントにも書きましたが、Follower機能とFriend Connectが統合されたものの、フォロワーリスト(どちらも英語ではFollowersだったと思います)が統合されていません。
The Okano Mail: Followers has been migrated to Friend Connectでも報告されていました。

当初、googleaccount@gmail.comとhttp://cat-sushi.blogspot.comのようにOwnnerが違うのかとも思いましたが、同じActivityが表示されるし、理解できていません。

そのうち完全統合すると推測しますが、それ以前にどうしたらこんな不思議なな状態になるんでしょう??



ちなみに、この例では色と言語が違いますが、見た目も完全に同じで紛らわしくてしょうがありません。
そのおかげで、期せずしてThe Okano Mailのところで2重登録してしまいました。(^^)

やっぱり、Followersの方は出ないようにしておきます。


蛇足

Googleの公式ブログ(?)に統合の記事がありました。
Social Web Blog: Blogger and Google Friend Connect unite
現地時間26日7:05の投稿ですが、先のCat-sushiのポストの1時間前にリリースってこたないですよねぇ。後だしか!?

BloggerのFollower機能にGoogle Friend Connectが統合

Google BloggerのにFollowers機能(購読者機能)というのがあり、他のBloggerベースのBlogをフォローすることができます。
フォローする(購読者になる)と、その記事をGoogle BloggerのDashboardで確認できたり、Google Readerの特殊な専用フォルダで確認できたりします。
また、逆にフォロされる(購読者が付く)とをフォロワー一覧をブログツールに表示したりすることができます。

今流行のGoogle Friend Connect等と重複するところが多い機能ですが、Google Blogger内に閉じていると言う難点があります。

他方で、Google Friend Connectはオープンで、どんなサイトでも採用できる反面、せっかく他サイト(Blog等)のメンバーになっても、そのサイトの更新のPush配信を受けることができないという難点がありました。
OpenSocialの機能を活用したアプリ(Gadget)を作成すれば可能なような気もしますが、少なくとも標準提供アプリではできません。

ところが、本日BloggerのDashboardに行くと、Google Friend Connectを採用し、自分が参加しているBlogの更新記事一覧が表示されていることに気付きました。

もしや、と思いGoogle Readerも確認したらこちらにも同様に表示されています。

これに関しては、国外のサイト、Blogger Buster: Blogger Followers now Integrated with Google Friend Connectでも紹介されていました。

これで、興味のあるサイトのGoogle Friend Connectに参加するモチベーションが格段にあがったように思います。
更新はReaderで確認し、気に入った更新があったら訪問してあしあとやコメントを残すといった使い方ができそうです。

次はコメント機能の統合でしょうか。

残念なのは、Google Bloggerユーザしか恩恵を被らないことです。
それでも、これに触発されてどなたかがOpenSocialアプリケーションを作成しそうですね。
# 自分は勉強中なのでまだ作れません、あしからず。


ところで、あし@等には強力な競合が現れたことになります。
構築済みのソーシャルグラフはそう簡単にはGoogle Friend Connectに移行しないと思いますが...

2009/02/24

クラッスラ・フスカ(赤鬼城)は青鬼のまま (脇芽は成長)

葉が紅葉し始めたことで、クラッスラ・フスカ(赤鬼城)であろうと判明(?)した多肉です。
 水を控えめにして、日当たりの良く、寒いところにおいていたところ、だいぶ紅葉しました。
とはいえ「赤鬼」といいえるほど赤くありません。
この冬はもうすぐ終わってしまいそうなので、これ以上の紅葉はあまり期待できないでしょう。

それより、脇芽の数と成長振りがすごいです。
前回すごいと言っていたとき↓
よりも、格段にボリュームが増して、むちむち、ぎちぎちです。
もうちょっと、このまま苛めてみます。

2009/02/23

ヘデラ挿し木再び Part 2 成長記

ヘデラ挿し木再び Part 2で元気な姿を見せたセラミス挿し木のヘデラです。
3週間でまた、かなり成長しました。
3週間前と比べると、こんな感じ。

一応同じアングルで撮影したつもりですが、大分成長して、ぱっと見比較できない感じです。

2009/02/22

OpenSocialってなに?

OpenSocialが面白そうなので趣味として勉強中です。

今理解してる範囲では、
  1. SNSとソーシャルアプリ(Gadget)のオープンなインタフェース仕様
  2. 既存のSNS内の人の繋がり(ソーシャルグラフ)を透過的、広域的に繋ぐものではない
ということ。(まだ良く分かっていないし、突っ込み歓迎です)

2に関しては、もともと「ソーシャルグラフを繋ぐもの」と勘違いしていたところもあり、正直少しがっかりしました。

勘違いの原因は、
グーグル、SNS向けAPI「OpenSocial」を発表:ニュース - CNET Japan
Googleの声明によると、この取り組みは「複数のソーシャルネットワークにアクセスできる初めての共通API」という。
と言う記事元のような気がします。
よく読むと確かに、「複数...同時にアクセスできる...」とは書いていないので、上記記事の問題ではありませが、ともかく勘違いでした。

したがって、OpenSocialによって結局ソーシャルグラフの覇権争いが解消されるはずもありません。

ソーシャルグラフの勢力図に関して、ちょうど2年前のものですが下記のスライドを見つけました。
要素を減らしてシンプルにすると(無視したSNSさんごめんなさい)、
てな感じでしょうか。
# Googleが大きすぎのような気がしますが...

GoogleとMySpaceが微妙に重なっているのは、ソーシャルOSとして人気を博したFacebookに対する包囲網をOpenSocial連合で作っていると言う意味だと思います。

ところが、Googleが全てのWebサイトをソーシャル化する「Friend Connect」(Google,Webサイトをソーシャル化する「Friend Connect」をベータ公開:ITpro)を公開したことにより、Googleはもはやベン図の丸ではなく、潜在的に外枠のWeb全てになってしまったように思います。
もちろん、一足飛びには行かないので、Google色の濃さは少なくともはじめは薄いでしょうが...

つまりは、下図のようになり得るのでは?と、
さらには、Google,ソーシャル対応サービス「Friend Connect」にTwitterとの連携機能:ITproの様に、既にOpenSocialに賛同を表明しているMySpaceとのソーシャルグラフの相互運用がTender Surrender » オープンなコンタクトリスト仕様、Portable Contacts等の普及により始まると、
のようになると。

つまりは、Tender Surrender » 2009年のソーシャルウェブを占うにある、

GoogleがSNS化

以前にも書きましたが、Googleは着々とSNS化への準備を整えています。SNS化というと語弊があるかもしれません。SNSをプラットフォームとして取り込む、かな。
Google FriendConnectは対応サイトを手軽にSNS化できることが目玉のように言われていますが、僕はもっと違う狙いがあるものと思っています。仮に GoogleがiGoogleをOpenSocialコンテナ化した場合、当然友達リストはGmailのアドレス帳が筆頭になる訳ですが、実は Google FriendConnectで接続したアカウントもその候補なのではないか、とにらんでいます。
もしそうなった場合、複数のSNSに参加している人のアカウントはすべてGoogleに束ねられることになり、他の追随を全く許さない状況になってしまうのではないでしょうか。
(実はGoogleの人にこのことについて聞いたことがあるのですが、そんなevilなことしないよ〜と言ってました)
# ボールドはCat-sushiによる

「複数のSNSに参加している人のアカウントはすべてGoogleに束ねられる」と同じことを言っているのかと思います。

少なくともGoogleの一人の社員はこれを"邪悪"とした上で、そんなことはしないと言っているわけですが、ソーシャルネットワークサービス間の友達リスト交換(Tender Surrender » オープンなコンタクトリスト仕様、Portable Contacts)のようなことになれば、その流れは止められないでしょう。

結局、OpenSocialを実装したGoogle Friend Connectのようなものが、「既存のSNS内の人の繋がり(ソーシャルグラフ)を透過的、広域的に繋ぐもの」に限りなく近い何かになるのでは、と言う話でした。


参考サイト

ソーシャルグラフとは何か? エッジとノードから考える:マーケティング - CNET Japan
グーグル、ウェブからソーシャルグラフの情報を集め、APIを公開
Googleの野心的「OpenSocial」APIの詳細判明―木曜日にローンチへ
Google,ソーシャル対応サービス「Friend Connect」にTwitterとの連携機能:ITpro
Tender Surrender » 2009年のソーシャルウェブを占う
Tender Surrender » オープンなコンタクトリスト仕様、Portable Contacts
Social Graph API - Google Code