セラミスの水持ちが気になったので実験。
水持ちの状況がわかりやすいように30×50×50mmのガラスの容器を使います。
セラミスをざるで水洗いした直後にガラス容器に入れた状態が次の写真。
わずかに底に水がたまっています。
セラミスが軽いこともあって、水の表面張力のおかげで隙間だらけ。
実際に植え込む場合は軽く乾いた状態で利用するほうが根に密着してよさそうな感じ。
1日後の写真下にたまった水は完全になくなり、しっとりとなじんだ感じ
2日後の写真。
色が薄くなったが、全体に煉瓦色をキープ。
水の表面張力が弱まったことにより、セラミスの粒同士の粘着(?)がなくなり、少しゆすったら目が詰まって嵩が減った
3日後の写真。
表面に、乾いた肌色の粒出現。
中は全体に煉瓦色をキープ。
4日後の写真。
表面の4割ぐらいが、乾燥した肌色の粒に。
5日後の写真。
表面のほぼ前面が肌色に。
でも中は煉瓦色をキープ。
初日から5日後まで、水が底に溜まっていない状態で湿度をキープしているセラミスグラニューの保水力は恐るべし。
もっとも、植物が植わっていないので、葉による蒸散があるともっと早く乾燥すると思いますが、葉からの蒸散が少ない多肉ならこんな感じかも。
葉からの蒸散が多い場合も、表面色から内部状態はほぼ同様に推測できると思います。
同じ発泡煉石のハイドロコーン(≒レカトン=ハイドロボール?)が水をためて利用することを基本とすることと比較して、かなり使用感は異なるようです。
これなら、底に水抜き穴がある容器(鉢)でも、穴なし容器とほぼ同様の感覚でハイドロカルチャーが楽しめそうです。
ところで、どこかのサイトで、
ハイドロカルチャーは底に水抜き穴のない容器で...と言っていたのですが、直訳すると液体耕作なので、容器の底に穴が無い...は限定しすぎですよね。
水抜き穴のある容器で、根の水没の心配なくハイドロカルチャーを楽しみ、長期旅行のときは大きな受け皿に水を張って長期保水なんて技も使えそうです。
また、底に溜まった水はすぐになくなったのに対して、5日後まで内部全体が煉瓦色を保っていること、表面だけが乾燥した肌色になることから、重力による水の降下の影響を受けているというよりも、空気に触れる面からの蒸散の影響を受けていると考察します。
ということは、もっと深い容器でも表面の色から内部の状態が推測可能ではないでしょうか。
# どうも、あの不細工な水位計が好きになれない。
今度深いガラス容器を買ってきて、実験してみようかな。
2008/07/19
2008/07/16
ハイドロカルチャーに関する情報入手
先日、サンスベリアのセラミスグラニューによるハイドロカルチャーに挑戦しようと園芸ショップを物色。
そこには、ハイドロコーン(大粒)植え4800円也の他に、リーズナブルな土植え1500円也があるじゃないですか。
自分でハイドロ化に挑戦するのが目的でもあったので、土植え1500円に心を引かれ、
「土植えのサンスベリアをハイドロカルチャーにできますか?」
って聞いたら、
「責任はもてません」
って、おい、責任取れなんて言ってないぞ!!
この園芸店は客が買った植物が枯れたら責任をとってくれるわけでもないだろうが。
仕方ないので、
「インターネットで成功したって言う人もいたので、だめもとでチャレンジしてみようと思ったんだけど、注意することってありますか?」
って聞いてみたら、
「初心者が無謀なことをやるのは進められない」
って、なんで初心者って決め付けるんだよ。
まあ、事実なんだけどね。
さらには、
「枯らしちゃったら植物もかわいそうだから」
って、うーん。
生き物である商品に店員が愛着を持って接するのは良いことだけど、商品に対する愛情を客に押し付けないでって感じ。
こっちからしてみれば、商品化された植物なんて、かわいい、かわいくないという感情はあっても、基本的にスーパーの野菜と同じなんですけど。
育ていって初めて愛着や愛情が芽生えてくるんじゃないのかなぁ...
そのほか、土植えからだとまず根腐れするからハイドロ化したものを買うべきとか、セラミスグラニューよりハイドロコーンのほうがむしろ向いているとか、やりたいと思っていたことを真っ向否定された感じ。
ほしいと思ったアドバイスは結局なにも得られず。orz
ハイドロカルチャーはヨーロッパでは普及しているらしいけど、日本ではまだまだかなぁ。
取り扱っている園芸店も少ないし、↑みたいな状況だと、ブログや2chで情報を集めたほうがまともな情報が得られそう、と思いました。
こんど気を取り直してサンスベリアのハイドロ化に挑戦するぞ!!
ってことで、はじめたら経過を書きます。
そこには、ハイドロコーン(大粒)植え4800円也の他に、リーズナブルな土植え1500円也があるじゃないですか。
自分でハイドロ化に挑戦するのが目的でもあったので、土植え1500円に心を引かれ、
「土植えのサンスベリアをハイドロカルチャーにできますか?」
って聞いたら、
「責任はもてません」
って、おい、責任取れなんて言ってないぞ!!
この園芸店は客が買った植物が枯れたら責任をとってくれるわけでもないだろうが。
仕方ないので、
「インターネットで成功したって言う人もいたので、だめもとでチャレンジしてみようと思ったんだけど、注意することってありますか?」
って聞いてみたら、
「初心者が無謀なことをやるのは進められない」
って、なんで初心者って決め付けるんだよ。
まあ、事実なんだけどね。
さらには、
「枯らしちゃったら植物もかわいそうだから」
って、うーん。
生き物である商品に店員が愛着を持って接するのは良いことだけど、商品に対する愛情を客に押し付けないでって感じ。
こっちからしてみれば、商品化された植物なんて、かわいい、かわいくないという感情はあっても、基本的にスーパーの野菜と同じなんですけど。
育ていって初めて愛着や愛情が芽生えてくるんじゃないのかなぁ...
そのほか、土植えからだとまず根腐れするからハイドロ化したものを買うべきとか、セラミスグラニューよりハイドロコーンのほうがむしろ向いているとか、やりたいと思っていたことを真っ向否定された感じ。
ほしいと思ったアドバイスは結局なにも得られず。orz
ハイドロカルチャーはヨーロッパでは普及しているらしいけど、日本ではまだまだかなぁ。
取り扱っている園芸店も少ないし、↑みたいな状況だと、ブログや2chで情報を集めたほうがまともな情報が得られそう、と思いました。
こんど気を取り直してサンスベリアのハイドロ化に挑戦するぞ!!
ってことで、はじめたら経過を書きます。
2008/07/13
最近ハイドロカルチャーに興味
かみさんが剪定したポトスの葉っぱを水差しにしておいたら、ものすごい勢いで根が成長し、1ヶ月程度で3×5×7cmのガラス容器の底を根が3周ほどしていました。
このまま水差しでも良いのですが、ハイドロカルチャーに興味を持ったので挑戦してみました。
Webで調べてみると、ハイドロカルチャーの植え込み材にはいろいろな種類があるようです。
・ハイドロコーン
-最もポピュラー?
- 発砲煉石の一種
-やや歪な球形
-小(3mm)、中(6mm)、大(12mm)
-軽くて硬くて多幸質
-濃褐色の粒が土のようでナチュラルな雰囲気
-似たものに、レカトン(=ハイドロボール?)も
・ネオコール
-炭の外側に焼き物を焼成ハイブリッドタイプ
-ほぼ球形でコロコロとかわいい
-小(3mm)、中(6mm)、大(12mm)
-ハイドロコーンよりきめが細かくやや重い
-黒、赤、ピンク、白、茶、青とカラフル
-白は米を研いでいるかのように洗っても洗っても白い水が出ます(;_;)
青も同様とか(未確認)。他の色はわかりません。
・セラミスグラニュー
-ハイドロコーンと同じく発砲煉石
-ハイドロコーン柔らかくて発砲のきめが細かい
-3~5mm程度の顆粒状
-濡れると煉瓦色でおしゃれな感じ
-乾くと肌色で、乾燥具合が一目瞭然 (ネオコールるのピンクに近いかも:実物未確認)
ほかにも、ウォーターサンド、エコ・スギバイオ、木炭などいろいろあるようです。
迷ってしまいましたが、とりあえずいろいろ挑戦することに。
まずは、最もポピュラーと聞くハイドロコーン(中粒)で先のポトスを植えてみます。
経過は追って...
7/16追記
植え込み材にはゼオライト系もありますね。
カラーサンドと呼ばれているものの中にはゼオライト系のものがありそう。
でも用語が氾濫していてわけわからん。
このまま水差しでも良いのですが、ハイドロカルチャーに興味を持ったので挑戦してみました。
Webで調べてみると、ハイドロカルチャーの植え込み材にはいろいろな種類があるようです。
・ハイドロコーン
-最もポピュラー?
- 発砲煉石の一種
-やや歪な球形
-小(3mm)、中(6mm)、大(12mm)
-軽くて硬くて多幸質
-濃褐色の粒が土のようでナチュラルな雰囲気
-似たものに、レカトン(=ハイドロボール?)も
・ネオコール
-炭の外側に焼き物を焼成ハイブリッドタイプ
-ほぼ球形でコロコロとかわいい
-小(3mm)、中(6mm)、大(12mm)
-ハイドロコーンよりきめが細かくやや重い
-黒、赤、ピンク、白、茶、青とカラフル
-白は米を研いでいるかのように洗っても洗っても白い水が出ます(;_;)
青も同様とか(未確認)。他の色はわかりません。
・セラミスグラニュー
-ハイドロコーンと同じく発砲煉石
-ハイドロコーン柔らかくて発砲のきめが細かい
-3~5mm程度の顆粒状
-濡れると煉瓦色でおしゃれな感じ
-乾くと肌色で、乾燥具合が一目瞭然 (ネオコールるのピンクに近いかも:実物未確認)
ほかにも、ウォーターサンド、エコ・スギバイオ、木炭などいろいろあるようです。
迷ってしまいましたが、とりあえずいろいろ挑戦することに。
まずは、最もポピュラーと聞くハイドロコーン(中粒)で先のポトスを植えてみます。
経過は追って...
7/16追記
植え込み材にはゼオライト系もありますね。
カラーサンドと呼ばれているものの中にはゼオライト系のものがありそう。
でも用語が氾濫していてわけわからん。
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