2008/07/19

セラミスグラニューの保水実験

セラミスの水持ちが気になったので実験。
水持ちの状況がわかりやすいように30×50×50mmのガラスの容器を使います。
セラミスをざるで水洗いした直後にガラス容器に入れた状態が次の写真。
わずかに底に水がたまっています。
セラミスが軽いこともあって、水の表面張力のおかげで隙間だらけ。
実際に植え込む場合は軽く乾いた状態で利用するほうが根に密着してよさそうな感じ。

1日後の写真下にたまった水は完全になくなり、しっとりとなじんだ感じ

2日後の写真。
色が薄くなったが、全体に煉瓦色をキープ。
水の表面張力が弱まったことにより、セラミスの粒同士の粘着(?)がなくなり、少しゆすったら目が詰まって嵩が減った

3日後の写真。
表面に、乾いた肌色の粒出現。
中は全体に煉瓦色をキープ。

4日後の写真。
表面の4割ぐらいが、乾燥した肌色の粒に。

5日後の写真。
表面のほぼ前面が肌色に。
でも中は煉瓦色をキープ。

初日から5日後まで、水が底に溜まっていない状態で湿度をキープしているセラミスグラニューの保水力は恐るべし。
もっとも、植物が植わっていないので、葉による蒸散があるともっと早く乾燥すると思いますが、葉からの蒸散が少ない多肉ならこんな感じかも。
葉からの蒸散が多い場合も、表面色から内部状態はほぼ同様に推測できると思います。

同じ発泡煉石のハイドロコーン(≒レカトン=ハイドロボール?)が水をためて利用することを基本とすることと比較して、かなり使用感は異なるようです。
これなら、底に水抜き穴がある容器(鉢)でも、穴なし容器とほぼ同様の感覚でハイドロカルチャーが楽しめそうです。

ところで、どこかのサイトで、
ハイドロカルチャーは底に水抜き穴のない容器で...と言っていたのですが、直訳すると液体耕作なので、容器の底に穴が無い...は限定しすぎですよね。
水抜き穴のある容器で、根の水没の心配なくハイドロカルチャーを楽しみ、長期旅行のときは大きな受け皿に水を張って長期保水なんて技も使えそうです。

また、底に溜まった水はすぐになくなったのに対して、5日後まで内部全体が煉瓦色を保っていること、表面だけが乾燥した肌色になることから、重力による水の降下の影響を受けているというよりも、空気に触れる面からの蒸散の影響を受けていると考察します。

ということは、もっと深い容器でも表面の色から内部の状態が推測可能ではないでしょうか。
# どうも、あの不細工な水位計が好きになれない。
今度深いガラス容器を買ってきて、実験してみようかな。

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