2011/06/18

マイホーム日記:重要なエコキュートの基礎工事

引渡しも近づき、そろそろエコキュートも設置でしょうか。

そのエコキュート、貯湯タンクの基礎は建物と同等以上に重要です。

まず、木造2階建ての重さに付いて調べました。
木造2階建て1平米あたりの重さ
だいたい、1平米当たり 1t 弱くらいだと思っておけばいいようです。
知って納得構造科学-建物の重さ
木造2階建 600kg/㎡
これによると、木造2階建てでは600~1000Kg/㎡弱程度の地耐力が必要です。

これに対して、エコキュートの貯湯タンクは370Lもので400~500Kg。
これを80cm四方(0.64㎡)で支えるので、625~781Kg/㎡の地耐力が必要です。

次に、同じく木造2階建てと縦横比を比較しました。

我が家の建物本体は基礎天端から軒桁まで5m、棟まで7.5m強で、間口が狭い東西側でも0.91×8.5=7.7m程度ですので、縦横比は高々1程度です。

これに対して、エコキュートの貯湯タンクは幅0.8m、縦2.2mですので縦横比は2.75とかなり縦長です。(7/20追記:基礎高を15cmと仮定すると縦横比2.94)

以上を纏めると、エコキュートの貯湯タンクは延べ床面積30坪の木造総2階建てと比較して、
同等の地耐力と、2倍以上の引き抜き強度を持つ基礎が必要です

さてさて、エコキュート各メーカーの基礎施工基準はどうなっているかというと...
パナソニック
ダイキン
日立
根切り、砕石、鉄筋コンクリート、アンカーと一通りの要素を備えていますが、その深さ、厚さが心もとないですね。

これを裏付けるようなこんな記事も、
基準満たした貯湯タンクも地震で転倒相次ぐ  :日本経済新聞
宮城県石巻市と東松島市でヒートポンプ式温水器のエコキュートを販売しているAさんの元には、エコキュートを納めた顧客の過半数に当たる110世帯以上から修理の依頼が殺到した。
中略
仙台市内にある住宅会社社長のBさんは、「引き渡した約100台中の5台が転倒した。地盤が悪い場所に転倒被害が集中した。基礎ごと浮いたものとアンカーが破断したものがあった」と話す。
かっ、過半数!?、5%!?

電力会社と同様に、これまでの安全基準に対する常識が覆った瞬間ですね。

さて、3.11の8日後に施工した我が家のエコキュート貯湯タンクの基礎は当然ながら十分な強度のはずです。
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2011/06/13

紫蘇投入

土曜日に漬けた梅から梅酢が出てひたひたまで上がってきたので紫蘇投入。
塩もみを2度して絞ると真っ青な汁が出たのに、梅酢に浸かると真っ赤に染まります。

2011/06/12

土用干は新居の庭で

2年ぶりに梅干つけました。

由緒正しき南高梅ですが、結構まだ青いのが残った半熟って感じです。
去年は箱売りを待っていたら機を逃したし、今気が向いたので...
湿った粗塩が春の雪みたい。

隣にあるのは2年もの。

用意した物
  • 8Lの貯蔵瓶
  • 6Kgの梅
  • 1Kgの粗塩 (紫蘇揉み用を分けたので15%ぐらいか)
  • ホワイトリカー(35度)少々 (消毒兼、塩まぶし用)

手順
  1. 梅1Kgを洗う
  2. ペーパータオルで拭く
  3. 星を取る
  4. ホワイトリカーを霧吹き
  5. 粗塩をまぶす
  6. 瓶に入れる

大きな容器も無いのでアク抜き省略して1~6までを繰り返し。
人生2度目の梅干し作りなので、それが味にどう影響するかは分からないけど、気にしない。

減塩にしたので滅菌には注意しました。
手は肘まで念入りに洗って、瓶は熱湯消毒、布巾はペーパータオルで代用し使い捨て、その他ホワイトリカーの霧吹きでこまめに消毒って感じです。

なお、8L瓶に梅6Kgは無理があります、最後の1Kgはいきなりは入りません。
でも、梅酢があがって嵩が下がってきてから瓶に入れれば余裕で入ります。
最終的には半分ぐらいのかさ高になっちゃいますので欲張っとります。

漬物石は食品保存用のポリ袋(二重)で作った水嚢で代用。
梅酢が上がってくると自動的に重しが軽くなるので合理的。

土用干のころは新居のはず。どっちも((o(´∀`)o))ワクワク

参考にした動画