2008/12/17

Firefox 3.1 beta 2の良いところは、タブをドラッグでWindow化できるところ

Firefox 3.1のプライベートブラウジングを試してみました。
Webでの紹介記事では最低1時間の過去履歴消去が必須のように感じていたのですが、実際には履歴消去は必須ではないことがわかりました。
履歴消去のメニューはプライベートモード移行後の唯一のタブに表示しているに過ぎず、無視してプライベートブラウジングを続行できました。

しかし、Firefox 3.1のプライベートブラウジングモードは付け焼刃?で書いたとおり、非プライベートブラウジングモードで開いていたタブを全て一度閉じる仕様であるため、使い勝手はいまいちです。

個人的にはしばらくOpen in Google ChromeをでFirefox上からChromeをシークレットモードで呼び出して使うと思います。

なお、似たような機能のAdd-onにPlayLinkというのがあって、リンクのコンテクストメニューから開けるアプリケーションが最大7個まで登録できて便利そうです。
しかし、任意のアプリケーション起動オプションが指定できないので、Chromeをシークレットモードで呼び出して使う(--incognito)目的には不適でした。

速度、メモリ使用量に関しては、Firefox 3.0と対等にAdd-onをインストールしていないので何ともいえませんでした。

Firefox 3.1 beta 2でもっとも気に入ったところは、Chromeのようにタブをブラウザ外にドラッグするとWindowとしてタブを分離できることです。
Chromeのようにプロセスアーキテクチャじゃないので完全に独立したWindowにはならず、メモリ肥大(GC問題ともいえる)や、脆弱性対策にはなりませんが、だいぶ使用感がよくなると思います。

製品版が出たら、またレポートします。

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