どう凄いかというと、凹凸のある窯業系サイディングの上に印刷出来るところ。
ニチハの窯業系サイディング材はインクジェット印刷のようです。
同種の技術は食品や液面にも印刷できたりするので、このぐらいはお茶の子さいさい...かな?
例えば↓これ。
これは、ワンポイントのベイクルストーン調ベイクルライトブラウンです。
よーく見ると、ドットやヘッドの流れが見えます。
(年賀はがきを作るプリンターとは精度は違うけど。)
これで、格段に自然で多彩なテクスチャー表現が可能になったとみます。
また、物理的な原盤を必要とせず、画像データがディスクにあるだけ。
量産時もコンピュータから一枚一枚出力・描画する工法。
つまり画像データを交換するだけでなんでも通常生産可能なので、生産終了後10年対応なんていうなサービスも可能なんですね。
ただし、所詮はお絵かき。
今の技術でこれに頼り過ぎると不自然になる。
濃い色のものは、「東京ディズニーランドへようこそ!」になるので注意を。
(細かい凹凸による陰影を画像で表現しているから?)
なので、うちは下地の色を基調に、風合いを出すための着色に徹した、薄い色使いのものにしました。
メインのコルモストーン調フォンドMGホワイトは、生産終了後10年対応製品では無い、残念。

0 件のコメント:
コメントを投稿